歯周病治療Perio

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当院には日本歯周病学会専門医が在籍してます perio

当医院では日本歯周病学会公認の歯周病専門医が在籍してます

歯周病は高齢者の病気だと思われがちですが、若い方にも蔓延しているお口のトラブルです。初期段階では、ほとんど自覚症状が現れないので、静かに進行してしまうのです。悪化させてしまうと歯を失うことにつながります。また、最近の研究では、糖尿病や肺炎、認知症を引き起こすリスクが取りざたされています。

まずは歯周病の検査をしましょう。そして、お口の状態を知ることから始めてください。口腔ケアのアドバイスを行い、定期検診を通して、お口の健康を長くサポートします。もし、すでに悪化している場合も諦めないでください。当院では、日本歯周病学会が認めた歯周病専門医が在籍していますで、歯周病でお悩みの方はご相談下さい。

perio 軽度の歯周病の場合

  • 軽度歯周病の治療

    軽度の歯周病の治療

    軽度の歯周病治療の基本は、お口の中の汚れを落とし、プラーク(歯垢)や歯石を除去することです。まずは、歯のクリーニングや歯石除去を行います。また、ブラッシング指導を行い、毎日のセルフケアにつなげていただきます。軽度の場合、歯周基本治療という治療方法で治せる事が多いです。逆に進行し過ぎると、外科的な治療が必要な場合や最悪抜歯になるケースもありますので、歯科医院でのケアを定期的に行う事をおすすめします。お口の状態に合わせて3~6カ月に1回の定期検診を積極的にご利用ください。

  • perio 重度の歯周病の場合

  • 重度歯周病の治療

    重度の歯周病の治療

    歯周病は、悪化に伴い、歯を支える歯の周りの組織や顎の骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。歯が揺れている状態は、重度の歯周病の可能性が高いです。その場合、歯石を除去するだけでは改善しません。歯を失う前に、歯周組織再生療法を行って、溶けた骨を再生する方法がありますのでご相談ください。

歯周治療の流れ

Step1初診・初回診査
問診、口腔内写真、歯周ポケット検査、レントゲン検査、咬合検査を行い最適な治療計画を立案し提示します。
Step2歯周基本治療
ブラッシング指導、歯肉縁上スケーリング(歯ぐきに隠れていない歯石を取る)、歯肉縁下スケーリング(歯周ポケットの深い所にできた歯ぐきに隠れて見えない歯石を取る)、咬み合わせの治療を行い、歯周病が進行した原因を全て取り除きます。
Step3歯周組織再評価
歯周基本治療が終わり、歯周病が治ったかを再評価をします。軽度の歯周病の場合ここで治療が終了し定期検診へ移行します。
Step4歯周外科手術
歯周基本治療で十分な歯周組織の回復が得られない場合、歯周外科手術を行います。さまざまな術式の手術があるので個々の患者さんに合った手術方法を歯周病専門医が選択します。また歯牙周囲の骨の欠損が認めれる場合、適応であれば再生療法を行うことも可能です。歯周外科処置後は、再度歯周組織再評価を行い、問題がなければメインテナンスへ入ります。
Step5定期診断・メインテナンス
当院では、治療終了後からがスタートであると考えています。歯周病は、一度治癒しても再発しやすい病気ですので、毎日のブラッシングなどのご自身のホームケアと合わせて、定期検診を受けにメインテナンスに来て頂きます。通院の間隔は患者さんによって異なりますが、3~6ヶ月に1回を目安にしています。
歯周組織再生療法とは

歯周組織再生療法は、歯周病などにより破壊された顎の骨に、特殊な薬剤を塗布することで、歯を支えている骨の再生を図り、歯の寿命を延ばす治療方法です。今まで、抜歯の選択肢しかなかった歯も、抜かずに残せる可能性が高くなり、歯周病そのものの進行を食い止める事が期待できます。歯周組織再生療法は、来院していただいて、すぐ行えるものではありません。まずは、歯周病の根本の原因を除去する歯周基本治療を受けていただき、歯ぐきを健康な状態に改善してからでないと、歯周組織再生療法の効果が発揮できないからです。

保健適用で行う「歯周組織再生療法」

歯周病は歯医者で予防しましょう

歯周組織再生療法には保険適用のものと保険適用外のものがあります。骨移植が不必要な歯周病の場合は健康保険を使って治療することができます。

歯周病の再生療法の種類
リグロス 商品名「リグロス」は、遺伝子組み換えによってつくられた線維芽細胞増殖因子です。線維芽細胞増殖因子は歯周病で溶かされた顎の骨の再生を促し、歯周組織を再生させます。リグロスの適応症は「垂直性骨欠損」という骨の溶け方をしている歯です。局所麻酔下で歯ぐきを切開、剥離し、プラークや歯石を除去したあと、顎の骨の欠損部に塗布して歯周組織の再生を図ります。「リグロス」は保険適用です。適応症が限られているため再生療法をご希望の方はご相談ください。
エムドゲイン法
※保険適用外
世界44カ国以上で使用されている「エムドゲイン」は数多くの実績があり、再生療法ではもっとも有名な方法です。「エムドゲイン」はエナメルマトリックスという豚の歯胚組織から抽出したタンパク質であり、これを骨欠損に応用することで、歯が発生する時と同じ環境を作り出し、歯周組織を再生できる薬剤です。「エムドゲイン」は安全であり、アレルギー、副作用の報告はありません。リグロスよりも適用範囲が広く骨欠損が大きな場合は骨の移植(人工骨)を併用して行う事ができます。
歯周組織再生療法の流れ
  • 治療前

    治療前

    根本的な原因を除去し、歯周病の基本的な治療が終わった段階で、初めて再生療法ができます。

  • 薬剤投与

    薬剤投与

    局所麻酔後、歯ぐきを切開、剥離し汚染された歯根面をきれいにお掃除します。その後、「リグロス」または「エムドゲイン」を塗布し緊密に縫合します。

  • 血管の再生

    血管の再生

    1~2週間で糸を取ります。治癒の過程ではじめに血管の増殖、再生が起き、実際に骨ができるのは半年以上経過してからです。

  • 歯周組織の再生

    歯周組織の再生

    1度再生した骨は歯周病に感染するとまた溶けてしまいます。定期的なメインテナンスをおススメします。

症例紹介

重度歯周炎患者に再生療法及び全顎的治療を行った症例

  • 治療前

    治療前

    治療前

    上下の歯並びと咬み合わせが悪く、このままだと咬合性外傷の歯周病の進行が止められない状態でした。レントゲン写真では垂直性骨欠損が多く認められました。
    (※垂直性骨欠損とは特定の歯の周囲の骨だけがぼこっと垂直にへこんでいる状態。)
    (※咬合性外傷とは咬む力によって歯が悪くなる現象。)

  • 治療後

    治療後

    治療後

    咬み合わせが正常になりました。へこんでいた骨も平らになり安定した予後が得られました。

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患者さまの主訴 歯が揺れてきて歯並びが悪くなった
治療内容 歯周基本治療(ブラッシング指導、スケーリング、抜歯、う蝕治療、根管治療、不良補綴物の交換)矯正治療(前歯)歯周外科治療(再生療法、遊離歯肉移植術)
患者様の年齢 43歳
患者様の性別 男性
治療期間 3年
治療にかかった総額 800,000円(再生療法6回、部分矯正) 他保険治療
治療のメリット "歯周病がかなり進行していた為、通常のプランであれば数本抜歯して入れ歯かインプラントを選択する可能性が高い。
治療する際に起こる
リスク・副作用
歯周病の治療を行う事により、歯肉が退縮し歯が長くなった感じがします。それに伴い知覚過敏やものが詰まりやすくなったり、根面う蝕のリスクが高まるため、定期検診は必須になります。

歯周基本治療だけで改善した症例

  • 治療前

    治療前

    治療前

    治療前左下5番は根尖まで骨が溶けており、一般的には抜歯と判断します。

  • 治療後

    治療後

    治療後

    左下5番以外に重度に骨が溶けている歯が無かった為、左下5番のみ過剰な力が加わっていると判断しました。そこで1~2カ月の間、上の歯と咬まないように残根上にした結果骨が自然と復活してきました。ブリッジによる負担過多が要因であった為、欠損部はインプラントにて補綴を行いました。

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患者さまの主訴 他院で歯周病があると言われた
治療内容 歯周基本治療のみ(根管治療、咬合調整、スケーリング)左下6番欠損部インプラント治療
患者様の年齢 52歳
患者様の性別 女性
治療期間 1年
治療にかかった総額 650,000円(インプラント治療1本、ジルコニアクラウン2本)
治療のメリット 抜歯と判断された左下5番の歯を抜かずに維持することができました。
治療する際に起こる
リスク・副作用
基本治療のみでここまで骨が戻ってくる事は珍しいです。このようにいかないケースもあります。その場合歯周組織再生療法を行います。

重度歯周炎患者に遊離歯肉移植術を行って
丈夫な歯肉を獲得した1症例

  • 治療前

    治療前

    治療前

    治療前

    歯肉に炎症があり歯ブラシを当てるのも痛い状況でした。
    特に右下3,4番は赤く腫れ、硬い歯肉も失われていました。
    このままだと歯茎が下がり、歯肉退縮が進行してしまう状態でした。

  • 治療後

    治療後

    治療後

    治療後

    右下3,4番は移植手術後分厚くて丈夫な歯肉を獲得できました。
    それにより、炎症はおさまり歯ブラシを当てても痛くない状態になりました。

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患者さまの主訴 歯ぐきから出血する
治療内容 歯周基本治療(ブラッシング指導、不良補綴物の交換、スケーリング,抜歯、治療用義歯、)遊離歯肉移植術、最終補綴物
患者様の年齢 67歳
患者様の性別 男性
治療期間 2年
治療にかかった総額 590,000円(メタルボンド1本¥100,000×2本、金属床義歯¥300,000、遊離歯肉移植術¥30,000×3)
治療のメリット 歯茎の移植手術である遊離歯肉移植術を行う事によって歯肉退縮を長期的に予防する事ができました。
治療する際に起こる
リスク・副作用
遊離歯肉移植術は上顎の内側の硬い歯肉を採取し移植するため、約1週間歯肉を保護するマウスピースを使用します。
ダウンタイムは約1週間。

保険治療による再生療法で骨の改善が認められた1症例

  • 治療前

    治療前

    右下3,4番には垂直性骨欠損が認められ、特に3番は根尖に及ぶ骨欠損も見られ歯が揺れていました。

  • 治療後

    治療後

    骨が平坦化し4番は後ろの6番と被せ物をつなげて固定し歯の揺れを抑える事が出来ました。
    (右下5番は元々欠損してありません)

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患者さまの主訴 段々と歯が揺れてきてこのまま抜けてしまうか心配
治療内容 歯周基本治療(ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニング、咬合調整、不適合冠の交換)歯周外科治療(再生療法)
患者様の年齢 38歳
患者様の性別 男性
治療期間 1年
治療にかかった総額 保険治療のみ
治療のメリット このままにしていたら、5年後抜歯になったであろう歯を再生療法を行った事により
抜歯ぜずに、歯の寿命を延ばす事ができました。
治療する際に起こる
リスク・副作用
知覚過敏、根面う蝕、歯の脱臼、歯間部が広くなる、骨が再生しないリスク。

歯周組織再生療法により骨を再生させた症例

  • 治療前

    治療前

    治療前

    患者さんのブラッシングは問題なく、定期検診にも通っていたにも関わらず歯周病が徐々に進行してしまいました。
    左上3番(犬歯)は昔と比べると歯が伸びてきて左上5番(後ろの歯から数えて3番目)は歯の揺れが大きく、咬めない状態でした。
    レントゲン所見から左上3番も5番も垂直性骨吸収を認め左上4番は根尖3分の1まで骨吸収している状態でした。

  • 術中

    術中

  • 治療後

    治療後

    治療後

    歯周組織再生療法により垂直性骨吸収は改善され、歯根も十分な骨に支えられるようになりました。
    歯周組織再生療法を行うにあたり揺れている歯は隣の歯と連結する必要がありました。
    今回は3本の被せ物を連結する事により歯の動揺を抑え、食べ物も気にせず咬めるようになりました。

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患者さまの主訴 歯が揺れて咬めない
治療内容 歯周基本治療(ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニング、補綴物による連結固定)歯周外科治療(歯周組織再生療法)
患者様の年齢 64歳
患者様の性別 女性
治療期間 1年半
治療にかかった総額 1:歯周基本治療 保険診療
2:歯周組織再生療法 自由診療(110,000+税)
3:補綴物による連結固定(硬質レジン前装冠68,000円×3+税)
治療のメリット 歯周組織再生療法により失われた骨が再生し歯周ポケットも大幅に改善することが出来ました。被せ物で連結固定を行った事で歯の揺れは無くなり咬めるようになりました。
治療する際に起こる
リスク・副作用
歯周組織再生療法を行った後2,3日をピークに腫れる場合があり糸は1~2週間後に行います。
そのため、糸を抜くまでは歯ブラシは当ててはいけません。また、食事も医師の指示があるまでは反対側で咬むようお願いしています。

エムドゲインR+人工骨(サイトランスグラニュール)を用いて骨を再生させた症例

  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

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患者さまの主訴 歯が揺れてきて時々腫れる
治療内容 歯周基本治療(ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニング、神経の処置)歯周外科治療(歯周組織再生療法)
患者様の年齢 56歳
患者様の性別 男性
治療期間 1年
治療にかかった総額 121,000円円(歯周組織再生療法×1) 他保険治療
治療のメリット 数年後抜歯になる可能性が高かった歯が、歯周組織再生療法を行った事によりに再び咬めるようになりました。
さらに骨が再生したことにより、歯の揺れも改善されました。
治療する際に起こる
リスク・副作用
歯周組織再生療法を行った後2,3日をピークに腫れる場合があります。抜糸は1~2週間後に行います。
そのため、糸を抜くまでは歯ブラシは当ててはいけません。また、食事も医師の指示があるまでは反対側で咬むようお願いしています。
さらに手術後、しみる等の症状が起こる事が想定される場合は予め神経を取る処置を行う事があります。

根尖に及ぶ骨吸収に歯周組織再生療法を行った症例

  • 治療前

    治療前

  • 術中

    術中

  • 治療後

    治療後

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患者さまの主訴 他院で将来抜歯になると言われた。
歯医者には定期検診で通っていたが、時々歯茎が腫れてしまい、以前よりも骨が溶けてきていると主治医から指摘があった。
いつか歯が抜けてしまうのではないかと心配になり来院した。
治療内容 右下6番は根尖に及ぶ骨吸収(骨が溶けている)が認められ、冷たい食べ物がしみる症状がありました。歯の揺れは多少あり、歯茎からは出血と排膿が認められました。
歯周ポケットの深さは12mmで、歯ブラシや歯間ブラシをどんなに頑張ったとしても毛先がポケット内に入り込むのは非常に難しい状況でした。
しみる症状は再生療法後にさらに進行することが予想され為、予め神経を取ってから歯周組織再生療法を行いました。
以下の流れで治療を行いました。
1:ブラッシング指導
2:歯肉縁下スケーリング(麻酔を用いて行う)
3:抜髄(神経を取る処置)及び仮歯の装着
4:歯周組織再生療法
5:仮歯を最終的な被せ物に置き換える
6:メンテナンス
患者様の年齢 66歳
患者様の性別 女性
治療期間 6か月
治療にかかった総額 歯周組織再生療法 自由診療(110,000円+税) 1回
治療する際に起こる
リスク・副作用
手術後は2,3日をピークに1週間ぐらい腫れる場合があります。手術を行った当日は激しい運動や血流の流れが良くなることは控えて頂きます。
次の日からは制限する事なく普段通り過ごして頂けますが、患部は術後1週間歯ブラシを当ててはいけません。
また、特に進行した重度歯周病は治療の難易度が高くなり、骨が十分に再生しない可能性があります。
歯周病は気が付かない間に進行していますので、進行する前に早めの受診をおススメします。

エムドゲインRにより骨を再生させた症例

  • 治療前

    治療前

    治療前

  • 術中

    術中

  • 治療後

    治療後

    治療後

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患者さまの主訴 歯医者には6か月に1回定期検診で通っていましたが、昔に比べて少しずつ歯が揺れてきた。
このまま様子を見てもいつか歯が抜けてしまうのではないかと心配になった。
治療内容 右上4番は動揺度2度(0:生理的動揺範囲内~3:垂直方向にも揺れる抜歯が必要なレベル)
歯周ポケットは最深部で8mm、排膿も認められた。
以下の流れで治療を行いました。
1:ブラッシング指導
2:右上4番の根管治療、歯肉縁下スケーリング(麻酔を用いて行う)
3:揺れている歯を仮歯に置き換え固定、咬合調整
4:歯周外科治療(歯周組織再生療法)
5:仮歯を最終的な被せ物に置き換える
6:メンテナンス
歯周病治療は2人3脚です。日頃から行うお家でのセルフケアの質が、その後の再生療法の成功率を左右させると言えるほど重要となってきます。
そのため、歯ブラシはもちろん、歯間ブラシの使い方を指導しセルフケアがきちんとできるようになる所から治療はスタートします。
歯周ポケットの深い所はSRP(麻酔下でのポケット内スケーリング)を行い歯肉の炎症を取ります。
また、再生療法後は歯に著しい動揺が認められる事から予め連結した仮歯を装着し歯周外科治療に移ります。
歯周外科治療後は骨が再生するのを約3~6カ月間待ちます。その後、最終的な被せ物を装着します。
患者様の年齢
患者様の性別
治療期間 1年
治療にかかった総額 1:歯周基本治療 保険診療
2:歯周組織再生療法 自由診療(110,000円+税) 1回
3:右上4番、5番  ジルコニアクラウン (100,000円×2本+税)
治療する際に起こる
リスク・副作用
手術後は2,3日をピークに1週間ぐらい腫れる場合があります。手術を行った当日は激しい運動や血流の流れが良くなることは控えて頂きます。
次の日からは制限する事なく普段通り過ごして頂けますが、患部は術後1週間歯ブラシを当ててはいけません。
術後の痛みがある場合は鎮痛剤を服用する事で日常生活に支障が出ない事がほとんどです。
また、特に進行した重度歯周病は治療の難易度が高く、再生療法を行っても骨が十分に再生しない可能性があります。
歯周病は気が付かない間に進行してしまうので、進行する前に早めの受診をおすすめします。

歯周病によってグラグラになった歯を改善した症例

  • 治療前

    治療前

    治療前

  • 術中

    術中

  • 治療後

    治療後

    治療後

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患者さまの主訴 歯が揺れて咬めない
定期的に歯医者には検診で通っていましたが、昔に比べて少しずつ歯が揺れてきた。このままだと、いつか歯が抜けてしまうのではないかと心配。
犬歯は昔に比べると歯が伸びてきて歯並びもだんだんと悪くなってきた。また、食事をするのも歯に負担をかけないような食べ物を選んでいた。
治療内容 診断の結果、右上5番は動揺度3度で抜歯の適応範囲でした。
また、歯周病が重度に進行した大きな原因はかみ合わせだと判断しました。咬み合わせを治すことができれば、歯周病も改善できる可能性があると説明しました。
咬み合わせを治す方法としては2つあり、矯正治療の方法と歯を削って被せ物を被せる方法です。
矯正治療は費用と時間が掛かる問題があり、被せる方法は健康な歯を削る問題がありました。
後者は連結した被せ物を被せる事によって揺れている歯を固定するメリットもあり、後者の方法でかみ合わせを治すことに同意頂きました。
治療の流れは以下の流れで行いました。
1:ブラッシング指導
2:歯肉縁下スケーリング(麻酔を用いて行う)
3:揺れている歯を仮歯に置き換え固定
4:歯周組織再生療法
5:仮歯を最終的な被せ物に置き換える
6:メンテナンス
患者様の年齢
患者様の性別
治療期間 1年6か月
治療にかかった総額 1:歯周基本治療 保険診療
2:歯周組織再生療法 自由診療(110,000円+税) 1回
3:補綴物による連結固定(硬質レジン前装冠68,000円×3+税)
治療する際に起こる
リスク・副作用
手術後は2,3日をピークに1週間ぐらい腫れる場合があります。手術を行った当日は激しい運動や血流の流れが良くなることは控えて頂きます。
次の日からは制限する事なく普段通り過ごして頂けますが、患部は術後1週間歯ブラシを当ててはいけません。
術後の痛みがある場合は鎮痛剤を服用する事で日常生活に支障が出ない事がほとんどです。
また、特に進行した重度歯周病は治療の難易度が高く、再生療法を行っても骨が十分に再生しない可能性があります。
歯周病は気が付かない間に進行してしまうので、進行する前に早めの受診をおすすめします。

perio 歯周病が身体に与える影響

  • 心疾患

    心疾患

    歯周病菌などの細菌が血管に入り込むと血栓を起こしやすいので、血管が詰まりやすくなります。全身に運ばれるとさまざまな部位で血管に梗塞を引き起こすリスクがあるのです。心疾患は発症のリスクが高まる病気のひとつです。

  • 肺炎

    肺炎

    食べ物や唾液を飲み込む際に、気管に入れてしまうことを誤嚥(ごえん)といいます。歯周病が悪化していて、さらに免疫力が低下していると、誤嚥によって気管や肺に炎症を起こしやすくなります。ご高齢の方や寝たきりの方はとくに誤嚥性肺炎に注意が必要です。

  • 糖尿病

    糖尿病

    糖尿病にかかっている人は、歯周病も発症している確率が高く、歯周病の症状が改善すると糖尿病を示す数値が減少するともいわれるほど、関連性が高いといわれています。

  • 早産・低体重児出産

    早産・低体重児出産

    妊婦さんはさまざまな理由によりお口のトラブルを起こしやすいといわれています。歯周病を悪化させてしまい、歯周病菌が血管に入り込むと子宮の筋肉に影響し、その結果、早産や低体重児出産のリスクが高まってしまいます。

その他の外科治療

骨移植「自家骨・人工骨」

  • 骨移植「自家骨・人工骨」

歯周病は歯の周りの骨を溶かすため、歯周病が進むと歯の周りの骨が溶かされ、最終的には歯が抜けてしまいます。
そのため、溶けてしまった骨の再生をはかるために自分の骨を砕いた「自家骨」(じかこつ)または人工骨を移植します。

結合組織移植術

  • 結合組織移植術(CTG)

上顎の裏側の歯肉組織を一部分切り取り、歯周病治療を行う歯肉が痩せてしまった部分に移植します。
この手術の総称を結合組織移植術と言います。
結合組織移植術には歯ぐきが下がって露出した根面(歯の根元)を被覆する【根面被覆術】や
痩せた歯槽堤(歯が無くなって歯肉だけになった部分)を増大する【歯槽堤増大術】があります。
歯肉を採取した上顎の裏側には約1週間、傷を保護するマウスピースのようなものを使用して頂きます。
また、術後約1週間は腫れ、疼痛、内出血等の症状が現れる場合があります。移植した部分のダウンタイムは約2~3週間です。

歯槽堤増大術

  • 歯槽堤増大術

歯が抜けると歯槽堤が痩せてくぼんでいきます。
痩せた歯槽提の部分には上顎の裏から歯肉組織を一部分採取し、移植を行います。歯槽堤を高くし増やすのが歯槽提増大術です。

根面被覆術

  • 根面被覆術

根面被覆術は歯根が露出している部位に適した治療法です。歯根が露出する要因としては歯の位置異常や矯正後、歯周病などが挙げられます。
歯肉退縮し歯の根元が露出してしまった方に適した治療法です。
上顎の裏側の歯ぐき(口蓋)から薄く歯肉組織を一部分採取し、歯の根元が露出したところに移植していきます。
根面被覆術は術式の難易度が高く歯周病専門医による治療が必要です。
当医院においては歯周病専門医である大森 裕斗先生が担当致します。

遊離歯肉移植術

  • 術前

    (術前)
  • 移植時

    (移植時)
  • 術後

    (術後)

遊離歯肉移植術とは歯茎の足りない部分に移植する外科手術のことを言います。
歯周病や加齢、歯ぎしり、歯科矯正、強い力でのブラッシングなどにより、歯茎が正常な位置よりも下がっている(退縮している)と、
歯茎のトラブルが起こりやすくなります。
遊離歯肉移植術を行う事で、強い歯ぐきを獲得する事ができます。
治療の流れは、
上顎の裏側の硬い歯ぐきを一部切り取り、弱い歯ぐきの所に縫合し移植します。上顎の裏側は傷を治すため、1週間程度マウスピースを装着しもらいます。
移植したところは約1か月で硬い歯ぐきとして定着します。

エルビウムヤグレーザーを用いた歯周治療

  • エルビウムヤグレーザー

    虫歯治療に使用出来る『エルビウムヤグレーザー』は歯周病治療や予防、歯石除去・知覚過敏、歯茎の色素沈着除去、歯肉の切開・切除、口内炎・口角炎、傷口の殺菌などにも使用できます。
    患者様の負担軽減と安全性を考慮した、エルビウムヤグレーザーを導入しております。

  • RECRUIT

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